新卒入社から1ヶ月でAWS Certified Cloud Practitionerに合格できたので、やったことをまとめてみた

新卒入社から1ヶ月でAWS Certified Cloud Practitionerに合格できたので、やったことをまとめてみた

新卒入社してから1ヶ月ちょいでAWS Certified Cloud Practitionerに合格できました。合格に向けて「これはやってよかった」と思える勉強方法を紹介していきます。
Clock Icon2023.05.18

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はじめに

どうも、2023年度新卒のおのやんです。

この度2023年4月にクラスメソッドに入社しまして、1ヶ月ちょいでAWS Certified Cloud Practitioner(CLF)に合格できました!

入社するまでAWSはほぼ触っていませんでしたが、そんな状態でもなんとか合格できました。

というわけで、今回はCLFに合格するまでにやってきたことをまとめていきたいと思います。

やったこと

CLF対策として、今回はこちらの教材で学習を進めました。

  • [Udemy]【2023年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
  • [書籍] AWSの知識地図
  • [AWS公式トレーニング] AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) 日本語実写版

これらを使った勉強法について、次から紹介していきます。

[Udemy]【2023年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)

資格試験の勉強を始める際、最初にこちらの基本問題を解きました。

当初解き始めた頃は知識がほぼゼロだったので、全然解けませんでした。たしか正答率3割くらいだったと思います。

こんなボロボロの状態でしたが、すべての問題についてしっかり見直しを行いました。知らない問題ばっかりで、「こんな問題本当に出題されるのか?」とか思ったりしましたが、気合いで進めました。こちらの問題集ですが、1回の試験で65問出題されます、これは実際のCLFの問題数と同じです。けっこう問題数があるため、見直しにはかなり時間がかかりました。

CLFに合格したこのタイミングで改めて振り返ると、この「何もわからんけど、とりあえず模擬試験を解く」というやり方は非常に効果がありました。この段階で穴だらけの知識を頭の中に作っておけば、他の問題集や参考書で勉強した時に、新しい知識がパズルみたいに既存の知識とくっ付いていきます。

こちらのツイートにも、同じようなことが書かれていましたね。

一橋大学法学部卒業の現役弁護士の先輩と飲んでたんだけど、「勉強するコツは?」と聞いたら「そりゃぁ、受かるわ」と思ってしまった。

まず勉強する順番が違うと。

①教科書を読む
②問題集を解く
③回答を読む

これではダメだし、「教科書は先に絶対読まない」とのこと。なんで?って話。…

— 秀吉 (@Top1Salesisart) May 6, 2023

[書籍] AWSの知識地図

上のUdemyの問題集と並行して、AWSの知識地図を読み進めました。

問題集を解いて見直しをしたタイミングで、頭の中には穴だらけの知識が構築されています。その穴を埋める方法のひとつとして、こちらの書籍を選んだ次第です。

こちらを最後まで読み進めた時点で、AWSのサービスはだいたい分かるようになっていました。詳細な説明は他の情報源を参照する必要がありますが、CLFに合格するために必要な「AWSについての広く浅い知識」は、この1冊で固められると思います。

書籍を読んだ詳細はこちらのブログにも書いてますので、よかったらどうぞ。

[AWS公式トレーニング] AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) 日本語実写版

こちらはAWSが公式に作成しているトレーニングプログラムになります。先輩社員の方に学習方法を相談したところ、こちらをおすすめされました。通常速度の視聴で、だいたい6時間くらいで終わると紹介されています。

このトレーニングがめちゃくちゃよかったです。知識がゼロの状態でも、コーヒーショップの例えにならって主要なAWSサービスの機能や役割を分かりやすく解説してくれます。おかげで、各AWSサービスの知識がかなり定着しました。この公式トレーニングに取り組んでから問題集に取り組んだ方が効率がいいのでは、と思えるくらい良質な内容でした。

さきほど「問題集から取り組んだほうがいい」みたいなことを言いましたが、CLFに限ってはこの教材から学習を始めたほうがいいと思います。

学習の順番

実際の学習の順番はこんな感じでした。

  1. Udemyの問題をとりあえず解き進める
  2. 最初の方は本当に何もわからないので、同時並行で書籍や公式トレーニングを進める
  3. 2を完了した後に、さらに1を数回繰り返す

2はそこそこ時間がかかりますが、これをやるとUdemyの問題がだいぶ解けるようになります。ここで「もう受験していいんじゃね?」と思えるラインが、受験タイミングに関するひとつの目安だと思います。

受験形式に関する余談

AWS認定試験では、こんな感じで主にテストセンター受験とオンライン受験の2種類が選べます。

今回のCLF受験を通して、結果的にオンライン受験を直前でキャンセルして、テストセンター受験を登録し直す羽目になったので、その経緯を紹介したいと思います。

会社貸与PCが遅い

当初はオンラインで受験しようと思っていました。具体的には、自分のPCを会社オフィスの会議室から接続して受験しようと考えていました。

これは、休日にテストセンターに出向くよりも、業務から少し中抜けして受験したほうが楽だと思ったからです。また、自宅よりも受験環境を整えやすいと思ったのも理由の一つでした。

ここで少しハマったのですが、オフィスの会議室から接続テストを行なった際、会社貸与のPCがマジで遅かったです。チェックボックスをクリックしてから実際に入力されるまで3~4秒かかって、まともにテストできませんでした。

こちら、実は公式からアナウンスがされています。

勤務先の PC のファイアウォールやセキュリティ設定によって、OnVUE ソフトウェアが適切に機能しなくなることがあります

実際に把握はしていましたが、「自分はまあ大丈夫やろ」とか思っていました。完全に正常性バイアスですね。後日個人用PCで接続テストを行うと、すごいサクサク動きました。

今度受験する皆さんの環境でも普通に起こりうるので、かならず事前に接続テストを行いましょう。

受験用個人PCを忘れる

こうして個人PC内に受験環境を整え、オフィスでも接続テストを行い、スムーズに受験ができることが確認できました。

そして受験当日を迎えたのですが、個人用PCをオフィスに持ってくるのを忘れて受験できませんでした。仕方ないので当日のオンライン受験をキャンセルし(ギリギリの時間帯でもキャンセルできました...)、1週間後にテストセンター受験で予約し直しました。

みなさんも、こういった経験談を踏まえて、どちらの受験方法が向いているか考えてみましょうね...

テストセンター受験

ちなみに、テストセンターでは驚くくらいスムーズに受験手続きを進めることができました。テストセンターに到着してから、だいたい1時間くらいで受験を終えることができました。

受験終了後、ディスプレイに受験結果が表示されるのですが、念のため公式からのメールが来るまで合格だと思わないようにしました。そして、その日のうちに合格メールが届きまして、無事CLFに合格できた次第です。

まとめ

資格の種類にもよりますが、資格試験において「最初に問題を解いて後から参考書で勉強するのがいい」という言説は一理あると思います。実際、私はそれに近い方法でCLFに合格できました。

もし資格試験を受けようか迷っているなら、思い切って受験申し込みをしてみましょう。知識ゼロの状態でも、やり方次第でなんとかなりますよ。

では!

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